写真右から中村支部長、久住見附市長
小林剛理事長、久野教授
本部から各支部を通じて、健診データや医療レセプトデータなどを、自治体へ提供する
事業実施が決定されたことを受け、SWC協議会会長の久住見附市長と筑波大学久野
教授による、全国健康保険協会理事長との会談が実現した。本会談には、同協会新潟支部
の中村支部長も同席した。
会談の場では、久住会長からSWC協議会の活動の主旨についての説明があり、それを受けて
小林理事長は、「地域住民に対し協会けんぽ各支部と自治体が協力し合って保健事業を行う
ことは重要であり、このSWCの活動には今後も継続して協力していくことが必要」との期待を示した。
昨年度末に新潟支部及び福島支部でプレ検証が実施され、協会けんぽ支部と自治体の担当者が
同じ集計方法・同じ形式で作成された健診データ分析結果を比較して意見交換することは、両者に
とって有意義であることが分っており、これが健幸クラウドの特徴の一つともいえる。
今年度中には、総合特区指定地域に該当する支部の健診データ及び医療レセプトデータが
健幸クラウドに登録され、国保データと合わせた統計分析が本格的に動き出す予定である。