健康を核にした街づくりを進めようと、香川県善通寺市や新潟市など全国10市の市長が集まり第1回「スマートウエルネスシティ首長研究会」を茨城県つくば市で開いた。健康に関する取り組みなど情報交換し、少子高齢化に備える。
研究会では、5年以内に科学的根拠に基づく都市モデル構築をめざすとした宣言を採択。.市民の意向調査や、健康な取り組みをした個人にポイントを付与する「健康ポイント」の導入を検討する。
同研究会の事務局を務める筑波大学大学院の久野譜也准教授は「予防医学の観点から、自治体が独自でできる取り組みを模索する。今後は連携や参加自治体を増やしていきたい」としている。
日経新聞(四国版)2009年12月8日より